Ubuntu14.04をベースとした、Linux Mint 17のRC版が出ました。普通にインストールしても面白くないので、実機にマルチブート環境を構築します。
これらをLet's note R5にインストールします。いずれも32bit版です。実家のXPを更新しようとして放置されていたWindows 7が浮かばれましたw
設定が簡単なgrub2を使います。2段階ブートなどの方法もあるようですが、面倒なのでやりません。単純にMBRへインストールするだけです。
160GBを以下のように構成します。
デバイス | サイズ | 領域種別 | 用途 |
---|---|---|---|
/dev/sda | - | - | ブートローダ |
/dev/sda1 | 10GB | 基本 | Windows XP |
/dev/sda2 | 25GB | 基本 | Windows 7 |
/dev/sda5 | 20GB | 拡張 | Linux Mint 17 |
/dev/sda6 | 2GB | 拡張 | swap(共有) |
/dev/sda7 | 10GB | 拡張 | CentOS 6.5 |
/dev/sda8 | 12GB | 拡張 | Fedora 20 |
/dev/sda9 | 14GB | 拡張 | 未使用 |
/dev/sda10 | 16GB | 拡張 | 未使用 |
/dev/sda11 | 18GB | 拡張 | 未使用 |
/dev/sda12 | 33GB | 拡張 | /data(共有) |
Windowsは基本区画(プライマリパーティション)にしかインストールできないんでしたっけ?拡張領域にインストールできなかったので、一回やり直しました。 追記参照
sudo grub-install --root-directory=マウントポイント /dev/sda
を実行他OSのブートパラメータを変更した後は、Mint17でupdate-grub
を実行する必要があります。
各OSインストールでは、ブートローダを毎回上書きするようにした方が良いかもしれません。Fedora20だけかもしれませんが、ブートローダインストールなしだと/etc/default/grubが作成されませんでした。
インストール順序は不問なのですが、Windowsだけは古い順から入れた方が良さそうです。今回はWindows XPからインストールしたので、Windows 7のWindows Boot Managerからチェインされる形になりました。
GPT/UEFIならもっと簡単(なはず)
Windowsは拡張領域にもインストールできます。ただし、Windowsのブートローダ(NTLDRまたはWindows Boot Manager)は、基本区画のNTFSパーティションにしか置けないのでしょう。
初めにチャレンジしたときは、唯一の基本区画がLinux Swapパーティションだったので、インストールを進めることができなかったのだと思われます。